独特なルックスに注目集まる「Osaka Metro」新型車両 見た目だけじゃない新しさ

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これからのOsaka Metro

 Osaka Metroは全線全駅のホームドア設置を目指している。

 現在は御堂筋線の設置が急ピッチで進められており、2021年度中に完了の予定である。また、御堂筋線用の30000系は当初12編成の導入を予定していたが、その後、10編成を追加することになった。これに伴い、2022年で10系(10A系も含む)が引退の見込みである。

 ホームドア未設置駅が多い谷町線、四つ橋線、堺筋線も整備が進められ、2025年度末までに完了の予定である。

 このほか、御堂筋線9駅、中央線6駅でグランドリニューアル工事、他線の一部の駅でエレベーターの設置工事が進められている。

【取材協力:大阪市高速電気軌道】

岸田法眼(きしだ・ほうがん)
レイルウェイ・ライター。1976年栃木県生まれ。『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、フリーのレイルウェイ・ライターとして、『鉄道まるわかり』シリーズ(天夢人)、『AERA dot.』(朝日新聞出版)などに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(ともにアルファベータブックス)がある。また、好角家の一面を持つ。引き続き旅や鉄道、小説などを中心に著作を続ける。

デイリー新潮編集部

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