【政治家の黒歴史01】一晩10万円・愛人契約の女子大生から手切れ金をゆすられた「小里泰弘前農水副大臣」

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読者モデルでキー局のバラエティ番組に出演

 そんな二代目の携帯に、ショートメールによる「請求書」が届いたのは2019年12月頭ごろ。送信元はさるメディア会社に勤務する23歳の女性。一流私立大学出身で、在学中は著名ファッション誌の読者モデルのような形で誌面を飾り、キー局のバラエティ番組に出演した顔もある。
 
 そのメッセージには大要こうあった。

〈これから転職などを考えておりまして、バタバタ忙しくなってしまう前に、これまでの関係を清算したいと存じます。つきましては300万円をお支払い頂けますでしょうか〉

 彼女とは大学3年生の頃から愛人契約を結んでいたのは事実だ。逢瀬の度に現金を渡していた。しかし、そこで揉めた記憶はない。それなのに今回、穏当な体裁とはいえ、ゆすりのような恰好で金銭を要求するアプローチがあった。

 小里氏は焦った。あれこれ考えた結果、金銭のディスカウントを求め金額交渉に入った。すったもんだの末、一定の金額が彼女の口座に振り込まれた。それでコトは済んだ……かに思われたのだが。

「3年ほど前、六本木の会員制ラウンジに勤めていた時に知り合いました。程なく“もっと払うから、外で会いませんか?”とか、そういう感じで誘われて」

 戸惑いながらも、取材にこう打ち明けるのは、当の女性である。

封筒に入った10万円くらいを手渡しで

 女性が続ける。

「ホテルで会って(性行為をした後に)封筒に入った10万円くらいを手渡しで貰っていて。多い時は月に3回とか、ありましたね。(性行為の回数自体は一度に)1回でそれ以上とかは特に(なく)。食事だけだと10万円の半額ぐらい。私から価格の交渉をしたことはなかった」

 胸元にはブルガリ風のリングがついたネックレスが光り、イヤリングはシャネル。鼻にかかった声が印象的だ。

「うーん、まあ、最初は(抵抗感が)ありましたけど、うーん。お立場もしっかりしている人だし、彼自身が周りに察知されないように気を使っていたりっていうのは感じていたので」

 小里氏からショートメールで、「今日会える?」などとメッセージが来る。逢瀬の場所は東京・赤坂のホテルだが、そこへの出入りは常に別々だった。クリスマスや誕生日の機を捉えてのプレゼントもあった。

「そんなに大きな金額のものはなくて、それこそ10万、20万前後のバッグとか靴とか。アクセサリーとかは……なかったかな? よくわからないですけど」

 就職を控えていた彼女はある会社への口利きも依頼していた。それを質すと、

「あー、そうですね……。でも、もともとそこは第一志望ではありませんでした」

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