元乃木坂「白石麻衣」がサブMCで人気上昇中 第2の指原は無理でも目指すべき先輩は

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 元乃木坂46の白石麻衣(29)が徐々にではあるが、サブMCの仕事を増やしている。民放キー局の関係者は「バラエティ番組で意外な存在感を示しており、テレビ業界は注目しています」と期待を寄せる。

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 芸能担当記者が、これまでの経緯を解説する。

「白石さんが初めてMCの仕事を担当したのは、『うまズキッ!』(フジテレビ系列・2013~16年)でした。競馬ファンの支持を得たのか、数年前まで競馬番組にたびたび出演していましたね。それが今年4月、『世界で急上昇!オニ推し動画ベスト50~SNSでバズってる50本をランク付けしちゃいましたSP~』というテレビ朝日の特番で、いきなりバラエティ番組のサブMCとして出演したのです。これには驚きました」

「オニ推し動画」では、メインのMCをベテラン芸人の今田耕司(55)が担当。その脇に白石がついた。番組の公式サイトには「ゴールデンタイムバラエティー初MC」と明記されている。売りにしようとしていることが伝わってくる。

「5月にはフジテレビ系列で放送された不定期特番『お笑いオムニバスGP』でもサブMCを務めました。ちなみにメインは麒麟の川島明さん(42)でした」(同・記者)

 そして今回、新番組の「ウラ撮れちゃいました」(テレビ朝日系列・木・19:00)では、ゴールデンタイムのレギュラー番組でサブMCを務めることになった。

 白石に注目が集まっている理由に、コロナ禍も影響している。民放キー局はCM収入が減少し、番組の制作現場では予算管理が厳しい。

コア視聴率との関係

 そもそも「ウラ撮れちゃいました」も今年5月に特番として放送された時は、弘中綾香アナ(30)がメインのMCを担当していた。

「レギュラー化が決まり、メインMCとして、かまいたち[山内健司(40)・濱家隆一(37)]の2人が起用されたのは分かります。彼らの人気を考えれば当然と言えるでしょう。ただ、通常、サブMCはギャラが抑制できるため、女性の局アナが担当するのが一般的です。それをわざわざ予算をかけてまで白石さんをキャスティングするのです。それだけ局の期待が大きいわけです(同・記者)

 民放キー局のディレクターは「局が白石さんに期待しているのは、いわゆるコアターゲット視聴率でしょう」と分析する。

「中学生から50歳くらいまでの視聴者を『コアターゲット』と呼ぶようになりました。この層の視聴率は最近になって、スポンサー企業がCMの効果が高いと注目しているのです。10代から40代となると、男女共に白石さんのファン層と重なります。何と言っても乃木坂46というトップアイドルグループに所属し、国民的アイドルだったことが大きなアドバンテージになっているでしょう」

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