メーガン妃の「黒人差別」発言 デーブ氏が「彼女の発言は信用できない」と断言する理由

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忍耐力の欠如

 メーガン妃は1981年生まれの39歳、ヘンリー王子は84年生まれの36歳。彼女には離婚歴がある。

 ヘンリー王子と結婚する前は女優として活動し、国際女性デーにスピーチを行ったり、慈善活動にも熱心だったり、日本で言う“意識高い系”の女性だという。

「率直に言って、女優としては二流でした。少なくともイギリス国民が、ヘンリー王子の結婚相手としてイメージしていた女性とは、相当なギャップがあったのは事実でしょう。王室との軋轢は、肌の色は関係ないと思います。彼女が白人であっても、この結婚はミスマッチだったのです」(同)

 眞子さま(29)の婚約者である小室圭氏(29)とは言わないまでも、女優の松居一代(63)を彷彿とさせるキャラクターのようだ。

 デーブ氏は英王室を「ルールの固まり」と形容する。日常生活で公務が占める割合は決して少なくない。必要があれば、イギリスの地方都市に赴き、小さな除幕式にも出席しなければならない。

「アメリカ人でもイギリスに惹かれ、現地に住む人はいます。しかし、メーガン妃はそういう女性ではありませんでした。彼女はイギリスに対する“愛国心”を全く持ち合わせていないのです。そんな女性が王室に嫁ぐとなれば、まずは自分が無知であることを自覚し、ある程度は我慢すべきでしょう。メーガン妃は忍耐力が足りなかったと言わざるを得ません」

ファクトチェック

 おまけにメーガン妃と英王室の“ミスマッチ”によって、ヘンリー王子も王室を離脱することになってしまった。

「『メーガン妃だけが王室を出るならまだしも、ヘンリー王子も巻き込んでしまった』という指摘は、彼女にとって最も弁解のできない“弱点”です。そのため彼女は、何としても夫婦の王室離脱を正当化しなければならなかった。インタビューの内容は、たとえ事実だったとしても、かなり大げさにして発言したのだと考えられます」

 デーブ氏が一貫して「メーガン妃の発言にはウソが多い」と指摘しているのは、氏の推測ではない。イギリスでは、彼女が出演したインタビュー番組の“ファクトチェック”が行われているのだという。

「イギリスの高級紙などが、メーガン妃の発言が事実に基づいたものか調査しています。一例を挙げれば、番組で彼女は『自由に海外渡航ができないよう、英王室はパスポートを取り上げた』と語っています。これは完全なウソで、彼女は結婚してからも自由に海外旅行を満喫していますし、英王室でパスポートがなくとも国外へ出られるのはエリザベス女王だけです。つまりメーガン妃のパスポートは、セキュリティの必要上、王室の担当者が預かったというだけに過ぎないのです」(同・デーブ氏)

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