平気でウソをつく松本純議員 クラブホステス同伴? まだある同席2議員の“問題写真”

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同伴で陳情!?

 2月1日、自民党の松本純・元国家公安委員長(70)、田野瀬太道・前文科副大臣(46)、大塚高司・前国対副委員長(56)が離党届を提出した。

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 冒頭の写真は、午後11時を過ぎているにもかかわらず、松本元大臣が銀座のクラブ街を歩いている姿を撮影したものだ。

 この記事では、田野瀬、大塚両議員が、イタリアンレストランから出る場面と、田野瀬議員が銀座のクラブ街を歩く写真も紹介する。いずれも松本元大臣と行動を共にしていたという“物証”だ。

 3人が離党届を提出したのは、週刊新潮(2月4日号)に以下の特集記事が掲載されたためだ。

「コロナの驕り『永田町のマツジュン』夜の顔 国民・飲食店に犠牲を強いながら 麻生最側近『松本純』元大臣が『イタリアン・銀座』三昧」

 記事の内容をご紹介する前に、3議員のプロフィールを簡単に紹介しておこう。いずれも衆議院議員だ。

 松本元大臣は1950年、神奈川県横浜市生まれ。東京薬科大から製薬会社に進み、90年に横浜市議選で初当選を果たした。96年、神奈川1区で初当選。当選回数は7回を数え、麻生太郎・副総理兼財務相(80)の最側近として知られている。

遠山議員は議員辞職

 田野瀬議員は74年、奈良県五條市で出生。早大を卒業すると、衆議院議員だった父・田野瀬良太郎(77)の秘書を務めた。2012年に奈良4区で衆議院議院選挙に初当選。17年には区割り変更に伴い奈良3区に鞍替えして3選を果たした。派閥は無所属とされている。

 大塚議員は64年、大阪府豊中市で出生。追手門学院大を卒業すると、複数の国会議員の秘書を務めた。05年、大阪8区で初当選。以来、当選回数は4回。派閥は竹下派に所属している。

 松本元大臣は1月18日、国会が終わると公用車で東京・中央区のイタリアンレストランを訪問。更にタクシーで移動すると、同じ中央区にある銀座のクラブを2軒、ハシゴした。

 デイリー新潮が1月26日、週刊新潮の記事内容を速報すると、29日に松本元大臣は自民党の国対委員長代理を辞任した。

 一方、文春オンラインも26日、「公明党のホープ・遠山清彦前財務副大臣『深夜に銀座高級クラブ』で党から厳重注意」の記事を配信していた。この報道により、遠山清彦衆院議員(51)[比例九州ブロック]は2月1日、議員辞職願を提出した。

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