小倉優子と木下優樹菜…“当然全然天然じゃなかった”か“純粋さゆえの暴走”か

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こりん星人設定に翳りが見え人間界に戻ると「ハキハキしてて常に計算してるし」

「コリン星からうっかり地球にきた優子りん」を演じていた小倉優子は人間界に戻ると、洗剤のCM(ママタレ最上位の勲章)にも出演するなど、ママタレとして絶頂を極めてきた。そんな中で遭遇したスキャンダルでの対応にも賛否が分かれるが、芸能界に留まって活動を続けるようだ。一方、タピオカ騒動から不倫報道を経て芸能界引退を決めた木下優樹菜。奔放な言動にも家族思いの視点が見られ、純粋さも感じられる。芸能界のママタレもその数だけ生き方があるということなのだろうか。バツイチ子なしの徳光正行が綴る。

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 昨今大いに話題を振り撒きました木下優樹菜さん(32)と小倉優子さん(36)、「去った人と残った人」として分類し着目して見てみることができるかなと思っております。つい数年前までのお2人は好感度の塊(たとえ意図的に作られたものであったとしても)だったように思えましたが、今となっては手のひらを返され、批判の対象となってしまったことは残念でなりません。

 まずは残った人、小倉優子さんのお話です。木下優樹菜さんには可愛げと一途な純粋さを感じた私ですが、小倉優子さんにはその可愛らしいお人形のような外見とは裏腹に、勇ましさと強かさを感じて止まないのです。

 彼女は幼くて愛らしい姿を武器にグラビア活動で注目を集め、テレビ(バラエティ番組)界に進出し、「こりん星のりんごももか姫」というキャラクターを確立させ、試行錯誤を繰り返す周りのグラビアアイドルたちを尻目に独走態勢を築きました。

 そしてそのこりん星人設定に少し翳りが見え始め人間界に戻ると、しばらくは「天然系に見えるけど実は賢いんじゃないか?」的な存在になり次なるステージに進みます。そう、ママタレというポジションでございます。

 思えば10数年前、私は彼女と同期のグラビアアイドルと親しくしていたことがあったのですが、「優子りんは普段全然天然じゃないからね。ハキハキしてて常に計算してるし、ちゃんと相手を見てるから」という言葉をよく耳にしていました。

 その当時は売れ始めた彼女への嫉妬かと聞き流していたのですが、その後の彼女の芸能界立身出世物語を目の当たりにしますと、そのグラビアアイドルさんの言葉は全くもって正解だったと気付かされたのです。

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