「安倍謝罪像」のほか230超の慰安婦像が…安重根とのコラボ型など様々で

国際 韓国・北朝鮮 2020年07月30日

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芸術なのか? 果たして民主主義なのか?

 それぞれ作家は異なり、像の持つ意味も異なる。ただ、日本に「謝罪と賠償」を求める信念は一貫して共通している。こういう信念のもとに作られた像は芸術なのか?

 それだけでなく、韓国の市民社会は自発的な募金を通じて少女像建立を推進しており、政界もまた建てられた少女像を保護するための「条例改正」と「特別法改正」などの動きを見せている。日本は少女像の撤去を要求してきたが、韓国社会はこれを受け入れるどころか、少女像建立に積極的な姿勢をとっているわけだ。設置に関して先に法を犯していながら後で法・条例を改正させる力技……これが果たして民主主義なのだろうか?

 かねて、日本政府は韓国政府に対し、在韓日本大使館前の少女像の撤去を要請していた。「大使館の保護」などを規定したウィーン条約22条2項を引用し「国家は外国公館の安寧を乱すか、品位の損傷を防止するため適切な措置を取らなければならない」と強調したのだ。

 安倍首相はまた、「2015年、朴槿恵大統領との間で交わした慰安婦問題に関する最終的かつ不可逆的な合意について、日韓両国が互いに確認した」として、「釜山とソウルの慰安婦少女像を撤去しなければならない」ことを明確に示している。

 このような日本政府の継続的な抗議にもかかわらず、それを軽視して嘲笑うかのように、韓国では従来の少女像だけでなく、変種した姿の少女像が随所で確認されている。

 菅義偉官房長官も7月28日、論議を呼んだ「安倍首相の謝罪像」について、「まず事実かどうかは確認していないが、そういうことは国際儀礼上許されないと思う」と述べ、「事実なら、韓日関係に決定的な影響を及ぼすことになるだろう」と強調した。

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