「槇原敬之」元恋人が愛憎告白 “新しい男の出現で私は警察に…”

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“荷物まとめて出て行け”

 そんな蜜月が終わるのは、18年3月のことだ。

「槇原に彼氏ができたんです。“だから別れよう”と言われました。新しい彼氏は30歳過ぎのちょっとポッチャリの体形で。二人は出会い系サイトみたいなところで知り合ったと思います。槇原が建てた、要塞のような自宅で同棲しています」(同)

 実際にマッキーは、2年前から東京・渋谷区神宮前の約80坪の一軒家で生活している。

 近隣住民によると、

「槇原さんは変装することもなく、自転車に乗って出てくるところなど、しょっちゅう見かけました。一緒に暮らしているという男性の姿は2年ほど前から見ていましたが、一緒に住み始めたのはここ1年くらいだと思います。それまでは男性が頻繁に槇原さんの家に出入りしていて、住んでいるというよりは自宅に通っている感じでした」

 人目も憚らず、

「男性とは外でも手を繋いで歩いていたり、イチャつく場面もあったので、恋人だとすぐにわかりました。薬の影響かどうかはわかりませんが、二人で歩いているときも、槇原さんは大きな笑い声をあげて男性にボディタッチをしたりして、やたらハイテンションになってはしゃいでいることはありました」(同)

 近所のコンビニ店員にも訊くと、

「一緒に来る男性の背丈はマッキーと同じ175センチぐらいの短髪メガネで、体格はガッチリでポッチャリ。支払い役はいつも槇原さんでした」

 再び、別れを告げられた日のことに戻ると、

「ただ、槇原からは“一緒に仕事は続けていこう”というふうに言われていました。しかし、その1週間くらい後に槇原から、“社長、ちょっと来てくれるか?”って自分が呼び出されて出かけたら、“今から株主総会を開きます”となった。で、別の役員が、“あの、今までずっと検討してきたんですけど、今日限りで(社長は)解雇になります”みたいな流れになって……」

 とは、元恋人。

「そう言われて、“え、ちょっと待って、待って。どういうこと?”みたいになったんですが、そんな余地もなく。会社のカネの使い込みなどをツッコまれ、“ちょっと待って”“弁護士を立てて話し合いを”と言っても取り付く島もない。それどころか、“いやいや、もうそういう次元の話じゃないから、荷物まとめて出て行け”と槇原からすごまれたんです。自分としては、歌舞伎町で大きな金額を使うことはあったけれど、それはあくまでも自分のポケットマネーから出したもので、会社のカードを使ったわけじゃないのに……」(同)

 ともあれ、公私に亘るパートナー関係が終わった瞬間だった。

 元恋人の反応から、その宣告はあまりに突然だったと推察される。その後の彼の行動は厭世的にならざるを得なかったのだろう。前述の通り、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されるのは、僅かその4日後のことだ。

 捜査関係者によると、

「自棄(やけ)になった元恋人はシャブをキメ、新宿をフラついていたところ、職質を受け、逮捕と相成った」

 二人は破綻直前まで暮らした港区のマンションに、隣り合った2室を借りていた。一つは“愛の巣”で寝室は同じ。もう一方がマッキーの作詞作曲用の作業部屋だった。基本的に元恋人はこの部屋に立ち入ることはなかった。

「元恋人の2年前の逮捕後のガサでは、その作業部屋で、槇原の指紋がついたシャブの袋や彼の唾液とシャブが付着したガラス製のパイプが見つかっていた。ただ、逮捕した元恋人の協力はカッチリと得られず、槇原は“自分のモノではない”と頑なで、捜査陣は立ち往生した。記憶がない間にシャブの袋に手を触れさせられたとか、知らないうちに口へガラス製のパイプをツッコまれたなど、いくらでも言い訳は立ちますからね」(同

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