ゴーンの逆襲が始まる…「日本バッシング」「正当化キャンペーン」に警戒せよ

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ゴーンの“逆襲”

 佐藤氏はむしろ、これから始まるであろう反撃に備えるべきだと警告する。

「ゴーンはすでに逃亡後の声明で、日本の司法制度を“差別が蔓延し、基本的人権が無視されている”と痛烈に非難し、“私は正義から逃げたのではない。不公正と政治的な迫害から逃れた”などと正当化の論理構築に余念がありません」

 さらに“キャンペーン”は加速すると目され、

「レバノンから一生出国できなくなったゴーンは今後、持てるカネとエネルギーのすべてを使って日本に“復讐”してくるでしょう。手記を書いたり映画を撮らせたり、方法はいくらでもあります。その中で、日本の刑事被告人は死刑囚と隣り合わせの冷暖房もない狭い畳の部屋に座らされ、パンツ一枚にならないと風呂にも入れさせてくれない、などと凄まじい日本バッシングを展開してくるに違いありません。生き霊は死霊より怖い、ですよ。こうした攻撃への対抗措置をこそ考えていかなければならないのです」

 ウルトラCはありそうになく、むしろ国際社会への正当性の発信が肝要となる。外務省にその準備はできているか。

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