豊洲タワマンで内縁夫に3歳息子を虐待され殺された母が書いた「育児本」の中身

国内 社会 週刊新潮 2019年12月19日号掲載

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 都内屈指の人気を誇る豊洲のタワマンでも、虐待によって幼い命が失われた。容疑者の男と、我が子を亡くした母親は内縁関係にあり、共に大手企業に勤めるセレブ族。しかも彼女は育児をする親の間では、知る人ぞ知る存在だったという。

 まだ3歳の隆太郎くんを死に至らしめたとして、今月3日に警視庁が傷害致死容疑で逮捕したのは、大手重工業・IHIの社員、渡辺雄二容疑者(34)である。

 未だに容疑を否認し続けているが、まずは事件の概要を振り返っておきたい。

 社会部記者によれば、

「9月28日、渡辺容疑者は亡くなった幼児が風呂で浮いていると消防に通報して、救急隊員が駆けつけた時には心臓マッサージを施していた。ところが、のちの司法解剖で肺には水ではなく多量の血が溜まっていたことから、死因は腹部への暴行だと警察が断定。溺死を装った男を逮捕したのです」

 技術系の正社員として入社した渡辺容疑者は、4年前から同社の昭島事務所(東京・昭島市)に配属された。ジェットエンジンの整備マニュアルを作成していたが、昨年から育児休暇を取得中。前妻との間に儲けた長男と共に、内縁関係となった女性の住むタワマンで、今年の春から隆太郎くんと4人で暮らしていた。

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