松本人志の都合で「ワイドナショー」が2本撮りの非常事態 「サンジャポ」に白旗?
擁護のツイートは少数派
日刊スポーツの電子版が11月2日に掲載した記事、「記者根性で発覚『ワイドナショー』まさかの2本撮り」が大きな波紋を呼んでいる。SNS上でも話題だ。
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改めて記事の内容を確認しておこう。10月25日にフジテレビの定例会見が開かれ、出席した同紙記者が今回の記事を執筆したという。
25日は金曜だったことから、記者は密かに、収録が行われるはずの「ワイドナショー」(日曜・10:00)のスタジオへ向かった。これがそもそもの発端だった。
「ワイドナショー」といえば、東野幸治(52)がMC、松本人志(56)がコメンテーターを務める人気番組。情報番組にしては珍しく生放送ではない。NGT暴行事件で指原莉乃(26)がコメントしたことが話題になったが、このツイートなどから、金曜収録・日曜放送のスケジュールは、一部の視聴者にも知られていた。
記者の狙いは、10月23日に発覚したチュートリアル・徳井義実(44)の脱税問題だったという。《もしかしたら、宮迫か田村亮あたりが、こっそりゲストになってないかというスケベな記者根性》でスタジオを覗いたと、記事で振り返っている。
《松本が局に出入りする時は、フジテレビの幹部がズラリと並んでお出迎え、お見送りをするのが常だ。ところが、この日はいつもスタジオがもぬけの殻。フジテレビ中を歩き回り、ドラマを収録することが多い、歩いて15分くらいの湾岸スタジオもチェックしたが「ワイドナショー」の影も形もなかった》
その後に取材したのか、経緯は明確には書かれていないものの、記者は理由を把握する。いつの間にか「ワイドナショー」は「2週間に1回、まとめて2本撮り」というスケジュールに変更されていたのだ。記者は《衝撃的だった》と記したが、これは読者の感想でもある。ツイッターを見てみよう(註:引用文は改行を省略するなど、デイリー新潮の表記に合わせた。以下同)。
《ニュースを扱う番組で2本撮りってどうなんだ? 最近はコメンテーターも固定化されてるし、マンネリ化が続くなら終わった方がいい》
《コスト削減優先なんだろうなぁ。何となくテレビの時代が終わるっぽい雰囲気の記事》
《だから最近、番組の構成が変わったのか。1つ1つのニュースにコメントしなくなったもんね。いまの番組進行は物足りなさを感じる》
擁護するツイートもあった。一例を挙げれば、《松本がレギュラー番組が増えたんだから、スケジュール調整当然じゃないの?》という具合だが、やはり少数派だ。
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