品川駅には要注意! 「三つの山口組」分裂抗争・全国危険地帯ハザードマップ

社会 週刊新潮 2019年10月10日号掲載

  • ブックマーク

「六代目山口組」若頭出所で抗争激化! 流れ弾が飛んでくる(2/2)

 六代目山口組ナンバー2の高山清司若頭(73)が10月18日に出所するに当たり、暴力団の抗争が激化する恐れがある。“山口組分裂”の背景、そして今年既に起きた事件については前回で紹介したとおりだ。あなたの元へも流れ弾が飛んできかねない「ハザードマップ」である。

 ***

 掲載の表では、特に危険な場所を「要警戒地帯」や「抗争多発地帯」に分け、説明文を付した。ここで改めて全ての場所について解説することはしないが、関係者らが一様に注目するのが、表の中では「大阪府」「群馬県太田市」「長野県飯田市」の3カ所に登場する、六代目側の野内組だ。

「野内組の野内正博組長は弘道会の幹部で、岐阜県を本拠地としながらも、大阪やら長野やら北関東にどんどん侵攻している。何もしないでいると野内組長に攻め込まれてしまう神戸側や任侠側は行動を起こす必要に迫られている。その意味では、野内組長の息がかかっているところは火薬庫と見ていいかもしれません」(暴力団に詳しい記者)

 前回で紹介した山健組の若頭襲撃事件にも野内組が関係している。

「大阪を地盤とする北村組は18年9月に任侠側から野内組に移籍。そして今年4月、北村組組員が山健組の若頭を襲撃したのです。この事件については、野内組に移った北村組の“手土産”という見方も出ています」(同)

 表にある通り、群馬県太田市では山口組分裂後、六代目側に残った栗山組が、18年に山健組傘下に移籍。さらに今年に入ってから、六代目側に出戻る形で野内組に移籍している。

「移籍自体が遺恨を生むことは言うまでもありませんが、北村組の例もあるので、栗山組も野内組への“手土産”として何らかの行動を起こす可能性もある」(同)

次ページ:“よそもんは入れん”

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]