島田紳助が語る闇営業騒動「俺が事態収拾に乗り出す? それはない」

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松本の頑張りに期待

〈そんな紳助の思いに呼応するように、松本は即座に動いた。「吉本興業ホールディングス」大崎洋会長や「吉本興業」岡本明彦社長(52)に直談判し、ついに社長会見に至ったわけだ。その場で宮迫の契約解消は撤回され、元の鞘(さや)に収まるための話し合いが設けられるという。

 紳助のマンション前での取材中、思いがけず、近くを歩いていた女性が話しかけてきた。「島田紳助さんですか。握手お願いしてもいいですか」。彼は気さくに「いいですよ」と応じ、続ける。〉

 こんなんも、まだ、たまにあるよ。でも最近はずいぶん減ったで。俺、誰か分からんくても、とりあえず握手すんねん。断って揉めるより応じたほうがいいこともある。ガラの悪い兄ちゃんが写真を求めてきても、撮っといたほうがええ。“なんだテメエ偉そうにしやがって”って絡まれるより、サッと撮って、気持ちよく帰ってもらうほうが楽やん。

 俺が事態収拾に乗り出す? それはない。俺は口出しせえへん。辞めた人間が首突っ込むのは嫌らしいやろ。ここは松本の頑張りに期待するしかない。もし、松本から“一緒に頭下げに行きましょう”と言われたら、“しゃあないなあ”って行くかもしれへんけどな。

 宮迫たちも、髪の毛でも剃って松本についてって、月のギャラ10万でいいから舞台に立つ。まずは一から出直すのがええんちゃうか。とにかく、大崎さんにも岡本さんにも顔が利いて、後輩の面倒を見られるのは、いまは松本だけやと思う。

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