島田紳助「親と子のケンカに弁護士が入ったらアカン!」宮迫・田村造反劇への悲憤

エンタメ 芸能 週刊新潮 2019年8月1日号掲載

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「島田紳助」大いに嘆く 「宮迫博之」「田村亮」造反劇へのやるせない悲憤(1/2)

 宮迫博之(49)と田村亮(47)の慟哭会見は、吉本興業トップの傲慢を浮き彫りにした。「闇営業」問題の潮目は一気に変わったが、表舞台から退いて8年になる島田紳助(63)は一連の事態をどう見ているのか。「稀代のお笑い芸人」が重い口を開き、思いの丈を語り尽くした。

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 吉本はな、もともと家族みたいな会社なんや。それが、こんなに拗(こじ)れてもうて、おかしくなっていくのを見るのは悲しいですよ。

〈近ごろ巷を賑わせている古巣について、島田紳助はそう語る。7月22日午後に行われた「吉本興業」岡本昭彦社長(52)の会見も、社会の注目を大いに集めた。謝罪会見を求める芸人に対して「お前らテープ回してないやろな」と岡本社長が言い放ったのは、実は場を和ませる冗談だったという。要はスベったのだが、この釈明には多くの方が驚いたであろう。

 ともあれ、社長が会見を開くに至った原因は、「雨上がり決死隊」の宮迫と「ロンドンブーツ1号2号」田村亮の、涙の告発会見にある。彼らと同じく反社会的勢力との関係を報じられたものの、吉本に反旗を翻さずに自ら身を退いた紳助は2人の造反劇をどう見たのか。

――大阪府内にそびえる高級マンション。ラメの入ったキャップを目深に被った彼は、白い自転車で帰宅した。迷彩柄の半袖シャツに白っぽい短パンという出で立ちである。記者が来意を告げて宮迫と田村の会見の感想を求めると、「実は、リアルタイムでは見てへんねん」。そしてポケットから煙草を取り出し、火をつけながら語りはじめた。〉

 宮迫と亮の会見があった夜は友だちと飲んでてな。飲みながら会見の様子を聞かされて、“大変や。可哀想やな”と相槌を打つしかなかった。それから会見の記事を読んだりしたんやけど、久しぶりに人のニュース聞いて憂鬱になったわ。

 大前提として、宮迫は顔を出す先にもっと注意するべきやった。入江(「カラテカ」入江慎也)が連れて行ったんがコトのはじまりやけど、吉本には昔から、直(ちょく)の仕事を芸人に差配するような人がおった。同じように入江も、いろんなとこに直の営業を渡していて、そのお陰で飯が食えてたやつもおったんと違うか。実際、吉本の営業は本社で電話取るだけであんまりセールスはせえへんから、売れへん芸人はいつまで経っても売れへん。だからそんな芸人連中にとっては、喋りの勉強にも、食い扶持にもなる直の営業は貴重なんや。

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