ホルムズ海峡から考える「ポツダム・プロセス」と「憲法9条」

国際

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 参議院選挙後に、ホルムズ海峡における民間船舶護衛の有志連合への参加が政策課題となりそうだ。日本は、中東からの石油への依存度が高く、最近もタンカー攻撃を受けた。アメリカの同盟国としての立場からも、日本が参加を見送るというオプションは、普通ではあり得ない。だが法改正が必要だとして、国会でもめるのだろうか。憲法問題だ、ということになってしまうのだろうか。

 私は24歳の時の1993年、国連PKO(平和維持活動)法に基づいた選挙要員としてカンボジアに派遣してもらい、UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)で働いたことがある。...

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