令和初の真打「瀧川鯉斗」は落語界一のイケメン、元暴走族リーダーという意外な過去

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やはり師匠が目標

――正式に入門して15年、真打になるに当たり、改名は考えなかったのか?

鯉斗:気に入っている名前ですし、それに一門にはあまり名前が残っていないんですね。師匠に相談すると、「柳左衛門ってあるけど?」って言われましたけど、なんか重いですよね。それよりも鯉斗を大きな名前にしていけたらと思っています。

――令和初の真打昇進である。仕込んだネタは優に100を超えるという。どんな芸人になりたいか。

鯉斗:教わったことはやっているつもりですし、お客さんを楽しませたいとは思っていますが、まだまだですよ。うちの師匠だけでなく、色々な師匠のお世話になっていますから、様々なスパイスを自分のものにしてお客様に提供したいと思っています。それに、二つ目の時とはお客さんの見る目が違うのもわかりますから、それに応えていかないといけません。お客さんの想像以上のものができるといいですね。若旦那とか艶っぽい噺が、僕はやっていて面白いですし、お客さんにも伝えやすいと思っています。最終的にはやはり、うちの師匠のようになりたいです。

――大化けするかも。

週刊新潮WEB取材班

2019年6月9日掲載

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