羽賀研二が強制執行妨害でまた逮捕 共犯の妻が週刊新潮に語っていた“ウソくさい”心境

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週刊新潮が取材していた麻由容疑者

 実は週刊新潮は14年、この麻由容疑者を取材している。「塀の中『羽賀研二』の妻は朝6時から16時間働きづめで出所日を待つ」(14年8月14・21日号)の記事から、麻由容疑者のインタビュー部分を再録させていただこう。年月なども含め、全て原文通りとした。

《「私は今も、夫の無実を信じています。判決には納得していません。昨年5月、夫は沖縄刑務所に収監されました。一般的にはあと3年もすれば、仮出所も可能かと思いますが、夫の場合はどうなるか……。刑務所には、4歳になる娘と一緒に見送りに行きました。離れ離れになるときは言葉になりませんでした。思い出すと、今でも涙が溢れてきます」

 現在、面会に赴くのは、月に2回のペース。

「夫は身長が182センチで、収監前の体重が75キロくらい、年齢の割りに筋肉質でした。でも、今は10キロ近く痩せて、筋トレも満足にできないから、たくましかった胸板もずいぶん薄くなりました。頭は丸刈り。白髪も目立つようになり、いわゆるゴマ塩頭です。仕事は配膳係になったそうですけど、面会のたびに“退屈だ”と口にしています」

 そのため、雑誌や小説の差し入れを頼まれるという。

「いつも、夫の希望を聞いてから、その本を差し入れるようにしています。小説ではジャンルを問わず、色んなものを読んでいますが、とりわけ好きな作家は東野圭吾さんです。ほとんどの著作を読破しています」

 一日も早い夫の出所を待つ、麻由さん自身はどのような毎日を過ごしているのだろうか。

「結婚当初は東京で生活していたのですが、3年ほど前、保釈中だった夫と沖縄に引っ越してきました。今は、宜野湾市の夫の持ちものの一軒家で、義母と娘と3人で暮らしています。義母は脳梗塞を2度起こしているので、一緒なら安心ですし。仕事は、レストランでコックをしています。毎朝6時には家を出て、最近は忙しくて、帰宅するのは夜10時過ぎになってしまうことが多いです」

 16時間働きづめでも、金銭的な問題は山積しているという。

「ジュエリーの仕事をしていた頃、夫は年間2億円くらい稼いでいました。逮捕されてからは当然、収入はなくなり、もろもろの税金が払えなくなってしまいまして……。住んでいる家は、今も税務署から差し押さえられています。さらに、被害者とされる方とは民事でも係争中で、4億円近いお金の返還を求められている。出所後、夫の仕事がどうなるかわかりませんが、芸能界でもビジネスの世界でも、夫についていくしかありません」

 ただひとつ確実に言えるのは、刑期を終えても無実を訴え続けることだそうだ》

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