撲滅されたはずの「梅毒」患者が2年連続5千人超え 感染源は爆買い中国人説
国立感染症研究所は先月28日、2018年初めから11月18日までに報告された梅毒(性病)の患者数が、6096人に上ったと発表した。年間で6千人を超えたのは1970年以来のことだ。そんな時代錯誤な印象が強い病気が何故、いまさら急増しているのだろうか?
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性感染症の一種にもかかわらず、病状が進行すると脳が侵されて精神に変調を来し、“鼻が落ちる”ともいわれている「梅毒」。
鼻が落ちるとは比喩ではなく、梅毒の代表的な症状のひとつに「ゴム腫」と呼ばれるものがあり、これは皮膚、筋肉、骨の組織を破壊する。...