親は知らない「パパ活」女子の売り手市場 セミナー開催、“生みの親”デートクラブが明かす実態

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親は知らない「パパ活」女子の売り手市場(1/2)

 就活生には空前の売り手市場が続くが、舐めて臨んで失敗する学生も少なくない。ではパパ活生はどうだろう。こちらも女子の売り手市場が続くが、はたして売れて喜べたものか。決して親に言えない秘密を抱え、おまけにトラブルさえ呼び寄せかねないのだから。

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 近ごろ「活」がつく略語がやたらと多い。就職活動を略した「就活」に始まって、赤ちゃんを授かる「妊活」から保育園を探す「保活」、人生の締めくくりに向けた「終活」まで、日本人が急に活動的になったわけでもなかろうに、無数に増殖している。では、「パパ活」ってなんだろう。

 昨年秋、「パパ活」と題する連続ドラマが放映された。その番組サイトには、

〈カラダの関係がなく、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する〉

 とある。要は、オンナを武器にパトロンになってくれる「パパ」を探し、おねだりする活動、ということか。〈カラダの関係がなく〉て、援助交際とは違うというのが建前のようだ。

 だが、待てよ。新潟県の米山隆一前知事(50)のお楽しみも「パパ活」ではなかったか。今年4月、複数の女性に現金を渡して性的関係をもったとして、突然辞職した、あの御仁である。

 実際、〈カラダの関係がなく〉は、取材の結果、例外であった。一方、「お金を払うことで好かれたかった」という米山氏の意味不明の弁明は、必ずしも例外ではないようだが、それについては後述する。まずは6月9日、都内文京区で開催された「日本初のパパ活セミナー」の様子から。

「興味本位で申し込んだら、ほかの出席者はみな真剣で、圧倒されました」

 と、出席した20代半ばの独身女性が言う。

「女性30名限定でしたが、ネット予約の時点で満席でした。見たところ多いのは20歳前後の子。9割が黒髪のロングヘアで、カーディガンに花柄スカート、ワンピースなど、どこにでもいる、むしろ地味目の女子大生の感じなんです」

 ところが、「人は見た目が9割」どころか、見た目を裏切られたことには、

「すでにパパ活をしている人に挙手を促すと、半分強が手を挙げたんです。隣りの子もその一人で、ちらっと見ると、一見清楚なのに財布がルイ・ヴィトンの新作で時計がカルティエ。高価なモノなんですね」

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