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“カタカナタイトル”ドラマを一気に斬る!! パート(1)(TVふうーん録)
「既視感ハンパねえ!」「あふれ出すいまさら感」「あの名作の劣化版を作ることが目的か?」「目新しさが1秒もなくて、逆にお見事」「認知度高い=数字が取れると思うなよ」「こんな駄作に名役者を無駄使いしやがって」。この夏のドラマは、文句と呪詛(じゅそ)の嵐である。とりあえず初回を観ただけでマーライオンのごとく呪いが口からあふれ出す作品の多くが「カタカナのタイトル」だったので、まとめてさっさと書いちゃおう。暑いから。まずは第1弾。
さんざ手垢のついた「命がけで人生逆転罰ゲーム」を、何の新しさも吹き込まぬまま、延々と垂れ流す「ゼロ 一獲千金ゲーム」(日テレ)。...
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展開は不安だけど初回はひとまず及第点の“綾瀬はるか”「義母と娘のブルース」(TVふうーん録)
恋愛、結婚、家族、育児。昔の人は、悩みはあれども深く考えもせず、「みんなこんなもんだ」と自分の意思や権利を押し殺して受け流してきた。それはそれで大問題だが、今は時代が違う。すべてにおいて完璧を目指す。他人と比べる。殺伐とする。そして疲弊する。
完璧を目指して努力することはエエ話に聞こえるけれど、ちと怖い。不完全なものや定型ではないものを認めない心根が透けて見えるからだ。矛先が他人に向かうだけでなく、不全な自分を許せないと苦しいだけだよね、毎日が。...
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