働く女性の反感も買って「イヴァンカ・トランプ」ブランドが廃業 “85%オフ”在庫処分も…

ライフ 2018年8月1日掲載

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 親の七光りがあったところで、その親が嫌われ者では意味がない――。ご存知ドナルド・トランプ米大統領(72)の長女にして大統領補佐官を務める、イヴァンカ・トランプ(36)氏。自身の名を冠したファッションブランドの廃業が7月24日に発表された。

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 一応断っておけば、2014年から続いたブランドを閉じる公式の理由は、

〈目の前にある仕事に集中することが、ワシントンにいる私のすべきことだと考えます〉

 と補佐官業務に専念するためだそう。実際、今の立場になってからの1年4カ月間、イヴァンカ氏はブランドの経営から退いてはいた。

 が、廃業の背景に父の“悪評”があったことはいうまでもない。

「トランプ一族の商品を扱っている店では買い物をしないように、という不買運動もあって、イヴァンカブランドを取り扱わない大手デパートや衣料チェーン店が増えていました。“Grab your wallet”、日本語に訳せば“財布の紐を締めよう”とのキャンペーンも展開されていて、7月25日の最新時点で、じつに652の“買ってはいけない店”がリストアップされています。私の暮らすカナダでも、この7月から老舗百貨店の『ハドソンズ・ベイ』がイヴァンカブランドの取り扱いを止める方向に動いていました。トランプ大統領のTPP政策に反発して、というのがその理由です」

 とは、ライターの関陽子氏である。ここで挙がった理由のほかにも、ムスリムやメキシコ移民に強硬なトランプ大統領の姿勢が、取扱い中止につながったケースもあるようだ。彼らを従業員や顧客とする企業からしてみれば、もっともな判断ではある。

 では、ブランドの廃業が父の“とばっちり”かといえば、そうともいえないようだ。

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