元巨人投手の「河野博文」さん “げんちゃんたまねぎ”で東京進出の野望を語る

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東京にげんちゃんブランド

「やっぱり野菜などの生ものは地産地消、作った場所で消費するのが一番いい。輸送料もかかりませんからね。だけど、東京に出れば可能性も広がるじゃないですか。いまはレトルトの“げんちゃんカレー”を開発中です。玉ねぎをたっぷり入れたカレーで、それだけで味が変わるんです。みんなに食べてもらっているんですけど、『レトルトっぽい味がなくて美味い』って言ってくれる。売れると思うんだけどなあ」

 すっかり実業家である。

「米もできるんじゃないかと思ってるんですよ。それから、この間はインドネシアに行ってきまして、そこですごいイモに出合ったんです。イモはもちろん食べられるけど、そのタネが、火力5000カロリーもある燃料になるんです。これを海外で販売できるんじゃないかと。それから現地のきれいな石を加工してアクセサリーにも……」

 なんだか怪しい方向に走り出さないか、ちょっと不安でもあるが。

「いや色々アイデアが浮かぶんですよ、全国展開、海外展開だってできるかもしれないじゃないですか。『げんちゃん玉ねぎ』を東京のスーパーに並べることもできるかもしれない。ぼくがお店に立てないから閉店せざるを得なくなった居酒屋も、いずれ東京で復活させたいという気持ちもあるし……」

 まだ東京での生活場所も決まっていないと言うが、げんちゃんの夢は広がっている。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月3日掲載

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