一桁視聴率が続きで「コンフィデンスマンJP」のカンフル剤は「副音声」 その効果は?

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このままではマズい!

 長澤まさみ(30)を11年ぶりの主役(単独では初)に配し、ドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)や映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「探偵はBARにいる」などのヒット作で名高い古沢良太(44)のオリジナル脚本と鳴り物入りでスタートした「コンフィデンスマンJP」。

 前作の「海月姫」が平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同じ)と月9史上ワーストという記録を打ち立ててしまったため、フジの宣伝にも気合いが入っていたのだが――4月9日の初回視聴率は9.4%と「海月姫」の初回8.6%を0.8ポイント上話るにとどまった。そして4月16日の第2話は7.7%へとさらに下降し、これまた「海月姫」第2話(6.9%)にプラス0.8ポイントと並行して落ちていたのである。

 とある放送作家が言う。

「ちなみに『海月姫』の第3話は5.9%でしたからね、このままではマズい!とフジが思ったのは想像に難くない。幸いなことに『コンフィデンスマンJP』の第3話は9.1%と持ち直しましたが、目標の二桁どころか、初回を超えることもできないまま。そこで第4話から急遽導入されたのが、小手さん自ら言っているように副音声という名のカンフル剤というわけです」

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