NHK「あさイチ」視聴率好調でも博多華丸・大吉がイマイチと言われてしまう理由
視聴率急降下
第1回の視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。2桁取っていれば大したもの。昨年(2017年)度、同時間帯の民放トップの情報番組である「羽鳥慎一モーニングショー」の平均視聴率が8.3%だからだ。それでも、この数字に噛み付いたメディアは多かった。3月30日に放送された有働・イノッチコンビの最終回の視聴率14.6%から急降下した、というのだ。
しかし、人気司会者の最終回ともなれば視聴率は当然上がるもの。それと新人司会者の初回とを比べるのは、フェアではない。
今年と昨年の4月の週毎の最高視聴率を比べてみよう。
2017年(有働・イノッチ) 2018年(華丸・大吉)
第1週 11.8%(4月7日) 10.9%(4月3日)
第2週 11.9%(4月11日) 10.8%(4月13日)
第3集 11.5%(4月21日) 11.4%(4月18日)
第4週 11.5%(4月28日) 10.8%(4月25日)
有働・イノッチのコンビは11%台であり、華丸・大吉も放送を重ねるごとに数字を上げて迫ってきているのがわかる。さすがは「好きなお笑い芸人ランキング」で常に上位を保ち、2014年の「THE MANZAI」(フジテレビ系列)で優勝経験もある2人だと思うのだが……。
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