NHK「あさイチ」視聴率好調でも博多華丸・大吉がイマイチと言われてしまう理由
名コンビと言われた有働アナとイノッチから、NHK「あさイチ」のバトンを受け取った華丸・大吉。不安視する周囲の声はどこへやら、番組がスタートしてひと月、視聴率は有働・イノッチ時代に迫る勢いを見せている。
だが、だからこそ心配という声も……。
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大吉:どうですか皆さん、違和感しかないでしょ! お互い様ですから本当にお互い様。
華丸:歩み寄ってね。
大吉:我々も決して悪気があって出ている訳じゃないっていうことだけはね、ご承知いただきたい。
4月2日、博多華丸(48)、博多大吉(47)を新たな司会に迎えてスタートした、朝の情報番組「あさイチ」(NHK総合)。その第一声である。
当人たちの心配はもとより、ネット上にも「朝じゃない感すごい」という声が広がっていた。
もともと福岡を地盤に人気を誇った漫才師であり、地元を飲み歩く番組も持っていたほど。東京に進出してからもバラエティ番組は夜が多い。およそ「朝の顔」という存在ではなかったからだ。
そしてなにより、それまで8年間、司会を続けてきた有働由美子アナ(49)とV6のイノッチこと井ノ原快彦(41)の名コンビぶりが際立っていたためでもある。だからこそ、お笑い芸人の起用には、訝しむ声もあった。
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