「具志堅用高」の栄光に傷をつけた「毒入りオレンジ事件」

スポーツ週刊新潮 2016年8月23日号別冊「輝ける20世紀」探訪掲載

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〈勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む〉――。必勝の兵は、戦って勝とうとするのではなく、予(あらかじ)め勝てるようにしてから戦う。この「孫子の兵法」の実践が偉大な記録を作ったのか。拳と拳がぶつかる“筋書きナシ”のドラマが人気を博し、ボクシングは戦後日本で黄金時代を迎えた。が、熱狂に水を差す事件が起きる。真剣勝負に隠された疑惑の“シナリオ”が発覚したのだ。しかも渦中の人となったのは、あの無敵の世界チャンプ、具志堅用高(62)だった。...

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