王者パッキャオが「石破茂」を指名 秘かに“ネクスト首脳会談”

政治週刊新潮 2018年3月15日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 異色の組み合わせと言う他ない。前WBO世界ウェルター級チャンピオンのマニー・パッキャオ(39)が、自民党の石破茂元幹事長(61)と密会していたというのだ。ボクシング史上2人目となる6階級制覇の実績を持つ「王者」直々のご指名と聞くが、いったい何が話し合われたのか。

 ***

 今年9月の自民党総裁選を睨み、「ポスト安倍」を狙う面々といえば石破元幹事長に岸田文雄前外相だろう。実際、この2人は2月に入ってから本格的に地方遊説を活発化させている。

 そんな多忙な日々を送る石破氏が、パッキャオに請われ、人目を忍んで都内高級ホテルの一室に、わざわざ足を運んだという。

「打診された当初、石破さんは何でオレなの?と当惑していたようですがね」

 とは、さる永田町関係者。現役ボクサーにして母国フィリピンで上院議員を務めるパッキャオには、こんな思惑があったと続ける。

「2年前から国政の場でも活動するパッキャオは、暴言王の異名を持つドゥテルテ大統領の後釜を狙っているのです。実際、この前の大統領選ではパッキャオがドゥテルテ支持に回ったことで、ファンの票が集まり当選に繋がった実績がありますからね。現大統領の任期は2022年まで。その先を見越してパッキャオは、“次なる日本の指導者に会いたい”と言っていたそうです」

 本来なら窓口となるのは、日本・フィリピン友好議員連盟で会長を務める同じ自民党の石原伸晃前経済再生相なのだが、

「パッキャオ側が、石原さんでは誰もついてこない。“石破サンがいい”と強く希望したそうなんです」(同)

 主宰するスポーツ教室開設のための来日に合わせて、晴れて「ネクスト首脳会談」が実現したというのだ。

次ページ:「数十億円を集めたい」

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]