講演会は大盛況!前川喜平・前文科省事務次官曰く「日本会議は害虫の巣」だって

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私の名前と顔は忘れて

――この後、“レディかかあ”とかいう、見るからに“左巻き”の政治ネタ漫談を経て、ようやく前川氏の登場である。壇上に上がるや、額に左手を当てて客の入りを確認するような仕草。「ハハハ」と余裕の笑い声が、マイクを通して伝わる。……慣れている。

 いやあ、どうも、多数お集まりいただきまして、ありがとうございます。えー、皆様にお願いがございます。あと1年経ちましたら、私の顔と名前を忘れていただきたい、と。もう名前と顔が売れて困っております。私は芸能人でも政治家でもございませんので、あまり売れたくないんでございます。ただ、私、道を歩いたり電車乗ったりして、声を掛けられることが最近多くなって、ありがたいけど、“ありがたなんとか”のところもあるんです。みなさん声を掛けてくださる方は、「頑張ってね」とか「応援してるよ」とか言われても、私は何を頑張ればいいのか、何を応援されているのか、よくわからなくて、それがちょっと面はゆい気分でもあるんです(中略)。

 まあ私の場合は、顔と名前が売れてもプラスの意味で売れているのでいいんですけど、そう考えると、やっぱり佐川(宣寿)さん(編集部註:森友問題に問われた前国税庁長官)と柳瀬(唯夫)さん(同:加計問題に問われた経済産業審議官)は可哀想だなと。あんなに売れちゃって、もうひとり福田(淳一)さん(同:セクハラ財務事務次官)というのが加わりましたけど……。同じ公務員だった者として、気の毒に思っているんです。あの人たちは“悪い”んじゃないんです、“弱い”んです。……福田さんはちょっと別かもしれないなあ(笑い)。

――つかみはオッケーだ。2時間近くに及ぶ講演、気になるところを抜粋してみよう。

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