財務省「セクハラ次官」はジキルとハイド? 義父はあの汚職事件で逮捕の元次官

国内 政治 週刊新潮 2017年8月17・24日夏季特大号掲載

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「週刊新潮」の報道によって、夜な夜な女性記者にセクハラ発言をしていたことが明るみに出た財務省トップ、福田淳一財務次官(58)。これに先立つこと昨年7月、本誌では福田次官の妻が高石邦男元文部次官の長女であることを報じていた。

 高石元次官といえば、リクルート事件で有罪判決を受けた人物である。親が親なら義子も義子――。世間にバレてしまった「セクハラ官僚」として女性記者から総スカンの次官だが、意外にも部下からの評判は悪くはなく、二面性のある人らしい。“省内向け”の顔も窺える、過去記事をご紹介しよう(※以下の内容は17年8月17日号掲載時点のもの)

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 財務省詰めの記者によれば、

「次の消費増税は2019年10月に実施される予定ですが、最終判断は政権によってその1年前には下される。新次官になった福田さんの最大の課題は消費増税をいかに成し遂げるかです。前次官の佐藤慎一さんは主税局長からの昇進だった。でも、後任は消費増税を成功させるために、予算編成を握り、永田町との太いパイプを持つ主計畑からというのが既定路線でした」

 実際、福田財務次官は、東大法学部卒業後、1982年に大蔵省(当時)に入ると、出世コースである主計畑をほぼ歩んできたという。

「福田さんは省内で、敵が少ないと評価されている。おしゃべりな方ではなく、ぶっきらぼうなタイプ。同期には、森友問題で資料も政治家の関与も“ないない尽くし”の国会答弁をした佐川宣寿国税庁長官がいる。佐川さんは部下を怒鳴りつけたり、パワハラで有名ですが、福田さんは懐の深い寛容な性格で、部下からも嫌われるようなことはありませんでした」(同)

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