それでもやりますか?寿命が縮む「糖質制限」 元祖提唱者の病歴

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「元祖提唱者」の病歴

 実は十数年前、アメリカで糖質制限ダイエットが一大ブームを巻き起こしたことがある。提唱した心臓病専門医の名を冠し、「アトキンス・ダイエット」として爆発的に広まったが、2003年に当のアトキンス博士が死去すると、急速に人気が衰えた。

「アトキンス氏は自らも過剰な糖質制限を実践していたが、死去後に彼の健康診断書が流出した。そこには身長180センチに対し、体重117キロとあり、見事な肥満体であることが判明。心臓発作や高血圧の病歴があったことも報じられた。ちなみに彼は“転倒”して死んだことになっている」(在米ジャーナリスト)

 アメリカ留学中にアトキンス・ダイエットを知り、自らも取り組んだ結果、脳梗塞一歩手前の状態になった経験を持つ「Yʼsサイエンスクリニック広尾」の日比野佐和子統括院長も言う。
(詳しくは「女医が告白、糖質制限で『脳梗塞』一歩手前 死亡率は1・3倍に」記事
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04080802/ 参照)

「アトキンスさんが巨漢になっていたとか心臓に問題を抱えていた、というのはアトキンス・ダイエットを始めてしばらく経ってから聞いて驚きましたね。提唱者からしてこの結果ですから、今ではアメリカでは過度な糖質制限が体に良くないことが知れ渡っています」

週刊新潮 2018年4月12日号掲載

特集「衝撃の新証拠第2弾 『糖質制限』の『がん』『認知症』リスク」より

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