北島三郎次男、大原麗子も… 年間3万人「孤独死」の検証

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「孤独死保険」が急成長

「臭いが大変で、場合によってはリフォームに300万円以上かかる。すると敷金、礼金を充てても足りないので、最近、大家さんを対象にした孤独死保険が急成長しています」

 と結城教授が言うので、パイオニアのアイアル少額短期保険に尋ねると、

「2010年、不動産管理業者から、賃貸住宅の入居者が孤独死した際の、オーナー側の損失を補償する保険を求められ、リサーチすると、多くの不動産会社が当社が考える以上にリスクを認識していたのです」

 商品名は「賃貸住宅管理費用保険」だが、「無縁社会のお守り」がサブネームである。東京海上日動も15年秋に「家主費用・利益保険」を発売。パンフレットには〈孤独死対策に必要な費用を補償!〉と書かれ、

「17年の販売状況は16年対比で、約1・7倍の伸びとなっています」(同社)

週刊新潮 2018年3月29日号掲載

特集「『北島三郎の次男』『大原麗子』『飯島愛』……年間3万人もいる『孤独死』の検証」より

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