宇野昌磨“自伝本”突然の発売中止!? Amazon予約開始でファンも大騒ぎの怪

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光文社の担当者に取材

 だが「一概にそうとも言えませんよ」と反論するのは別の編集者だ。

「ISBNでも、どの段階で申請するかは出版社によって異なり、企画会議でGOサインが出れば申請する社もあります。単純なミスが原因で、刊行されない本の予約受付が開始されてしまうことも決して珍しくはありません。例えばラフな企画書を営業が取次に見せ、何らかの行き違いで予約開始になってしまう。インターネット用に本の情報を登録する際、『非公開』にしておくべきものを、『公開』と誤ってしまった、という具合です」

 どちらの推測が真相に近いのだろうか。光文社は何かを隠しているのか、もしくは宇野サイドを庇(かば)っている可能性も否定できないのではないか――様々な可能性を考えながら、光文社広報を通じ、担当者に取材を行った。

――改めて、何があったのか、教えてください。

担当者 本当に申し訳ありません。思わぬ形で注目を集めてしまいました。会社の中で企画を進行させていたのは事実です。どんな出版社でも「宇野さんに自伝を書いていただいたら素晴らしいものになるはずだ」と思い描きますよね。ところが何かの手違いで、構想段階の企画が、Amazonさんなどに流れてしまったんです。

――いつ流出を把握されたのですか?

担当者 2月の1日に宇野昌磨さんの事務所さまから連絡をいただきまして、Amazonなどで予約が開始されていると把握しました。ご迷惑をおかけしたことをお詫びすると、事務所さまが「問い合わせ先として、御社の連絡先をサイトに記載したい」と提案され、私どもが「お願いします」と答えて、あの文章がアップされたというわけです。現在も電話などでいただく問い合わせの件数や内容などについては、適宜、宇野さんの事務所さまに報告をいたしております。

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