宇野昌磨“自伝本”突然の発売中止!? Amazon予約開始でファンも大騒ぎの怪

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遂に真相が明らかに……?

――会社内部の企画段階とは、例えば宇野さんの事務所と出版の合意を結び、原稿の執筆などが始まっていたという意味ですか?

担当者 全く違います。純粋な企画段階です。社内で下調べをしていたかどうかという状態です。宇野さんの事務所さまにご挨拶や依頼すらしておりません。

――Amazonの予約受付には、ISBNコードが記載されていました。これは書籍として完成間近の段階でなければ取得しないはずですが?

担当者 新潮社さまのようなしっかりされた会社なら、きちんとした手順で進めていかれると思うのですけれど、弊社はそれほどかっちりとはしておりません。本当にお恥ずかしい話なんですけれども……。

――いやいや、そんなことはないでしょう。宇野さんサイドと何かトラブルがあり、出版を停止されたのではないですか?

担当者 弊社を気づかってくださっているような印象ですが、そういったこともございません。全て弊社のミスが原因です。何よりも本が出版されると楽しみにしてくださった方も少なくないと思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――せっかく企画を温めておられたのですから、これを期に現実のものとしていくというアプローチもあるのではないですか?

担当者 これだけ関係者の方々にご迷惑をおかけしてしまったのですから、弊社から宇野
さまの自伝が出版されることはないと思っております。本音を言えばアプローチしたいのは山々ですが……。

――もし本当に「内部企画がAmazonに漏れた」のだとしたら、これは大問題です。内部犯行とか、外部の攻撃なども疑わなければならない事態だと考えますが?

担当者 現在、調査中です。予断を持たず、内部や外部攻撃の可能性も視野に入れ、調査を進めていきたいと思っております。

 これで一問一答は全てとなる。結局のところ真相は藪の中。奇妙な“真冬の怪談”という印象なのだ。

 ***

週刊新潮WEB取材班

2018年2月24日掲載

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