トランプ大統領に70人以上の専門家が「認知症」を指摘…その凄い内容

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WSJは訂正や撤回を行わず

 だがWSJは「ホワイトハウス、WSJに異議 トランプ氏発言巡り」(1月15日・日本電子版)との記事を公開し、「報道を堅持」と表明する。

 もちろん取材したWSJの記者はインタビューを録音していた。ホワイトハウスとWSJは「録音音声はテープおこしだけに使う」ことで合意していたという。だが、状況の変化でWSJは方針を変える。

 上記記事で、《ホワイトハウスが記事内の引用部分が正確でないと主張したため、WSJは該当する音声部分の公開を決めた》と宣言。音声データを動画で公開した。日本語版の電子記事でも閲覧できる。

 上記記事でWSJはサンダース大統領報道官の「I’D」の発言も引用したが、それでも記事の撤回や訂正は行っていない。

 ホワイトハウス側も音声を公開。共に決定的な証拠とはならなかったようで、日本経済新聞は《米メディアはどちらの主張が正しいか「判別するのは難しい」としている》と報じた(「金氏と「良い関係」は誤り トランプ氏が米紙非難」1月15日・電子版)。

 一方、AFPは《この録音を聞いてみると、完全にははっきりしないものの、サンダース氏の主張を裏付けているように思われる》とホワイトハウスに軍配を上げた(「トランプ氏の『金正恩氏と非常に良い関係』発言は誤引用、米大統領報道官」1月14日・日本電子版)。

 まだ真相は“藪の中”というわけだが、ここで気になることが1つある。それはトランプ大統領の“健康問題”だ。

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