“記録的不漁”に――夏のマドリード、鰻の稚魚を思う(作家・矢作俊彦) エンタメ 文芸・マンガ 2018年01月17日 矢作俊彦氏(他の写真を見る) 夏のマドリード、鰻の稚魚を思う 1月14日付「産経新聞」によれば〈絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁〉と報じられている。漁獲量は前期のわずか100分の1とのことである。なぜこのような悲劇的珍現象が引き起こされたのか、作家・矢作俊彦氏はこう考える。週刊新潮の不定期連載「豚は太るか死ぬしかない」からの一編である。 ***... 記事全文を読む 0 Advertisement