反捕鯨「ザ・コーヴ」に“ノー”を突きつけた日本人女性監督

映画週刊新潮 2015年9月17日号掲載

 滝田洋二郎監督「おくりびと」がグランプリを獲得したことで知られる、モントリオール世界映画祭。39回目を迎えた今年、ドキュメンタリー部門に、ある日本映画がエントリーされた。

 タイトルは「ビハインド・“ザ・コーヴ”」。これでピンときた向きも多いだろう。和歌山県太地町で行われているイルカの追い込み漁を批判的に描き、2010年にアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したアメリカ映画「ザ・コーヴ」に、“ノー”を突きつけた作品なのである。

 自費を投じ、映画製作から宣伝までをたったひとりでこなしたのが、この作品が初監督となる八木景子さん(48)。

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