大人の色気をいかに保つか! 美容矯正士が教えるエクササイズ法とストレッチ

ライフ 週刊新潮 2017年10月12日号掲載

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10歳若返る! 基本動作を改め「万病」予防――清水六観(3)

 骨盤のゆがみを直す日々のわずかな心がけで、万病予防と若返り――これまで「立つ」「座る」「歩く」「寝る」の基本動作について紹介してきた。美容矯正士の清水六観氏が最後に伝授するのは、そこから一歩進んだ3種類のエクササイズだ。

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 骨盤のゆがみは、加齢と結びつけて語られることが多いですが、実際には、乳児のころからゆがみは進んでいます。しかし、ここまで述べてきたケアを重ねることで、回復させることが可能です。老若男女、だれにとっても効果が望め、いつ始めても、遅すぎることはありません。

 その際、意識してほしいのは、「大人の色気」をいかに保つかということ。なぜなら「色気」とは、健康という礎の上に成立するものだからです。自分をどう見せるかということを、いつも気にしてほしい。どんなに高齢になろうとも、男性なら、女性を口説けるくらい自分に自信を持てるようになれば、その土台となる健康も、いつの間にか手に入れられるのです。

 そのためにも最後に、もう一歩進んだエクササイズを紹介します。

 一つ目は「四股スクワット」。これはおしりの筋肉を鍛え、かっこよく見せるのに有効な運動で、ちょっとした隙間時間に実践できる。私はエレベーターを待っている間などに、やるようにしています。

 要は、「四股を踏む」体勢でスクワットをするだけです。ひざを痛めないスクワットのポイントは、ひざをつま先より前に出さないようにすることだといわれていますが、それだと非常につらい。そこで股を割って、四股を踏むようにスクワットをするのです。そうすれば、ひざに負担がかからず、あまり筋力がない方にも難しくありません。

 5回でも10回でも、やるだけ効果があり、やっていれば歩き方も変わってきます。また、おしりに筋肉がつき、臀筋がきれいに発達します。続けるうちに階段の上り下りが楽になり、歩くのが億劫な人も、楽に歩けるようになります。

 次に「ドローイン」と腕のエクササイズです。私は寝る前に行っています。仰向けになって片腕を直角に曲げ、ひじを浮かせて手のひらを天井に向けます。こうすると腕の筋肉に負荷がかかり、自分の腕の力をダンベル代わりにしているような感じになります。そして、その体勢のまま、お腹を膨らませてゆっくりと息を吸い、フーッと大きく息を吐きながら腹筋に力を入れます。これを両腕についてやってください。

 続けて、手のひらを胸の前で合わせ、脇を締めて胸を押し上げます。脇を締めて胸を張るようなイメージで、これを続けると胸板が厚くなります。

 最後に紹介するのは「仙腸関節ストレッチ」。横になったまま、片ひざを立てて、そこにもう片方の足を乗せます。そのまま下の足を内側に倒し、10秒くらい我慢します。これを両方の足についてやるのです。ストレッチなので足の力は抜いて、リラックスしてやってください。

 人間の身体は柔軟なので、小さな心がけで変化します。ここに述べた小さな心がけを積み重ねれば、若返りにも、病気のリスクの低減にも、大きな効果をもたらすと実感できるはずです。

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清水六観(しみず・ろっかん)
明大柔道部在籍中から様々な整体を学び、独自理論による整体術を確立。体型が崩れる原因として、骨盤のゆがみに着目した。均整体クリニック院長、日本美容矯正士協会会長。「芸能人の駆け込み寺」としても知られる。

特集「骨格矯正の第一人者が伝授! 『立つ』『座る』『歩く』『寝る』 基本動作を改め『万病』予防! 10歳若返る!!――清水六観(美容矯正士)」より