松居一代「独占インタビュー」――「私が家庭裁判所に電車で行った理由」

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遂に離婚成立

松居 そして第2回目の調停は、12月13日でした。時間は午前10時。この日は午前3時から弁護士の先生方と書面のすり合わせをしておりました。

 夜明けと共にマスコミの皆さんが自宅前に集まってこられます。やはり同じように、私は期日を漏らしておりませんし、家裁の方も言うはずがありません。不思議ですね。

 とはいえ呆れる気持ちが強く、気に病むようなことはありませんでした。私は、第2回目の家裁に勝負をかけていました。話し合いがまとまらなければ、調停を不調に終わらせて、今度は私から裁判に持ち込む覚悟を決めていました。だからこそ勝負の色、赤いジャケットに身を包んだのです。

 電車は、まだラッシュの時間帯でした。私は慣れているので、スムーズに乗れましたが、マスコミの方々は、大変そうでした。別の車両に乗られたり、諦めたりされていました。

 調停は2時間近くかかったと思います。最終的に双方共に、離婚に合意に達することができました。裁判官の方が、最終の書面を読み上げられて、離婚は成立いたしました

 しかし、この日、私は珍しく発熱していました。また離婚がすぐさま公になり、マスコミの皆さんが自宅に押しかけられると困るので、先方様に少しの間、発表を控えて頂くようお願いをしました。理解下さったので、ほっとしました。親しいマスコミの方から「どうでしたか……?」と質問されても、私は無言を貫きました。

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