シベリアの二宮和也、広島の宮沢りえ、フランス人監督が描く小野田少尉…平和への思いを新たにする「2000年代の戦争映画」5選

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 ラジオから流れた、「終戦の詔書」を読み上げる昭和天皇の音声――。毎年8月15日の「終戦の日」は、1945年にこの玉音放送が流れた日である。それから長い年月を経たいまも、戦争を描いた日本映画は継続的に制作され、時に涙を誘い、時に物議を醸す。映画解説者の稲森浩介氏が、いまこそ観るべき「2000年代の戦争映画」5本をセレクトした。

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〇「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)

 シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に長く抑留されながらも、仲間たちを励まし続けた山本幡男氏の半生を、辺見じゅんのノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫)を原作に、二宮和也主演で映画化された。...

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