東京エムケイ社長「ユ・チャンワン/青木政明」容疑者の反省なき“暴力人生”

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まだまだある暴力行為

 第1回目の逮捕は05年3月。神奈川県警宮前署が、やはり傷害容疑で現行犯逮捕した。都内で飲酒し、東急大井町線で大井町駅に向かったが、寝てしまって折り返し運転で鷺沼駅に到着。タクシー乗り場に向かうと長蛇の列に立腹し、駅のカウンターで男性駅員の胸を殴り、取り押さえられた。

 次は08年6月、警視庁月島署が傷害容疑で書類送検を行った。4月に同社の営業所で男性社員の太ももを蹴った容疑。ユ(青木)容疑者が男性社員に「指示内容をやっていない」と詰め寄ったところ、「人手が足りない」と反論され、腹を立てたという。

 1回目と3回目は酒を呑んでいたが、2回目は素面(のはず)だ。部下に言い返されたら蹴るのだから、経営者というレベルではなく、人として間違っている。だが悔い改めるはずもなく、この後も暴力行為は続く。週刊誌「FRIDAY」(講談社)は以下のように報道した。

「タクシー会社元社長 東京エムケイ・青木政明氏 『ドライバーに後部座席から暴行』映像」(13年4月19日号)

「『お前、アホやろ。アホー!』昨年から社員の4分の1が退職 MKタクシー 東京エムケイ 社長超パワハラ&蹴り連発でまた敗訴 衝撃写真」(15年4月3日号)

 元社長になったり社長になったりしているのは誤植ではなく事実だが、それについては後述する。記事の内容は推して知るべしだが、念のために13年4月19日号の冒頭を紹介させて頂こう。

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