不正融資の商工中金、「仁科亜季子」にも2000万円 その使い道

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すんなり決まった融資

「公庫から融資が出てしばらく経った昨年のことでした。若い子の間で流行っているカラーコンタクトが凄く儲かると聞きつけた仁科さんが、これも売りたいと言って来たのです。しかし、カラーコンタクトは『高度管理医療機器販売許可』というのが必要です。そこで、私も奔走して許可を取るために協力してあげた。さらには融資を受ける金融機関として商工中金も紹介してあげたのです」(同)

 もちろん、事業計画書や融資申込書の作成法も併せて指南した。だが、普通ならコンタクトレンズの販売経験があるわけでもない仁科に、すぐに融資が下りるはずがない。

「書類段階では、商工中金の担当者は渋っていたのですが、融資を担当する池袋支店の担当者が仁科さんと面談すると、すんなり融資が決まった。女優のパワーは凄いなと思いましたが、逆に商工中金もユルかった。後から杜撰な融資をしていたことがバレるのですが」

 とA氏。仁科は信用保証協会からの保証と、マンションを担保に入れることで2000万円の融資を受けることに成功する。今年3月のことだ。

 ところが、待てど暮らせどカラーコンタクトの事業を始める様子がない。不審に思ったA氏が調べてみたら、意外なことが判明した。

「仁科さんの娘の仁美さんが『塚田農場』などの居酒屋チェーンを経営する社長と内縁関係にあると報じられましたよね。商工中金の融資が決まる数日前、その社長が、港区内にある仁科さんの家を3億8000万円で買い取ってあげているんです。大金を手にした仁科さんにとって、事業なんかどうでもよくなったんでしょうか」

 融資された金はどうしたのか。そこで、「リボーン」に聞いてみると、

「あくまでも会社に対しての事業融資なので、詳細は控えさせていただきます」

 あんなに手伝ってあげたのに、とA氏は憤慨するのである。

週刊新潮 2017年11月9日神帰月増大号掲載

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