後藤輝基vs上田晋也「若手MC部門」人気・実力互角でも収入は「雲泥の差」

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後藤に対する恐ろしい“搾取”

 一方の後藤は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。個人事務所ではないし、吉本興業が所属タレントのギャラから高額の天引きを行うことは、よく知られている。

「吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊さんほどの売れっ子でも、ギャラは会社と折半の5対5と聞かされて、腰を抜かしたことがあります。小藪さんは1973年、後藤さんは74年生まれ。デビューも小藪さんが93年で、後藤さんが95年ですから、後藤さんは実年齢も芸歴も小籔さんの後輩ということになります。先輩が5割ですから、後藤さんは更に低い4割とか3割でもおかしくない。これは普通の芸能事務所なら考えられないことで、売れると順調に天引きは減り、小籔さんや後藤さんレベルだとタレント側が6割とか7割が普通です。噂通りの、ものすごい搾取ですよね」(同)

 吉本興業の場合は、あまりにタレントの年収が高額になると、吉本に所属しながら個人事務所の設立を認めるという「会社内独立」を行わせるケースが多いようだ。桂文枝、明石家さんま、ダウンタウンの2人など、重鎮の多くが、このスタイルを選んできた。

 人気と実力では後藤vs上田は互角だが、収入は大差がついているに違いない。後藤にしては将来の個人事務所設立も励みになるのかもしれないが、まずは1割でも小藪に近づきたいのではないだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2017年10月26日掲載

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