東大・宮台投手が26日のドラフトで「上位指名」なら将来に黄信号

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ドラフト“台風の目”は東大の宮台

 10月26日に、プロ野球のドラフト会議が開かれる。早実高3年の清宮幸太郎が表の主役なら、裏の注目株は東大4年の宮台康平だろう。

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 東京六大学野球は総当たり戦。各大学は2勝を目指して戦う。2勝すると「勝ち点1」が与えられるが、東大は秋季リーグ戦の対法政大戦で2勝し、15年ぶりとなる勝ち点をもぎ取った。

 その立役者が左腕のエース・宮台だ。「神奈川ナンバーワン進学校」とも言われる県立湘南高校から、何と東大法学部に進学している。

 高校時代から県選抜に名を連ね、県大会でもベスト8に進出。その実績もあり、東大野球部では1年生の秋季リーグで初登板を果たす。着実に評価され、16年の日米大学野球選手権では侍ジャパンに選出されている。

 究極の文武両道だが、キャリア官僚でもなく、東証一部上場の名門企業でもなく、昨年12月にプロ野球志望を表明した。当初は「就活も並行する」ことも検討していたというが、結局は退路を断った。150キロの速球を武器に、ドラフト会議に臨む。

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