フジ呆然… 「村田諒太リベンジマッチ」と「総選挙」重なる
10月22日総選挙――この報にお台場すなわちフジテレビは凍りついた。
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この日、フジが手塩にかけて育てたプロボクサー、村田諒太(31)がリベンジマッチを行うのだ。
「5月、村田は初の世界挑戦となるWBA世界ミドル級王座決定戦に挑みました」
とボクシングライターが解説する。
相手はアッサン・エンダム(33)。比較的くみしやすい相手とされ、実際の試合でも、村田がダウンを奪うなど明らかに優勢だった。
ところが、判定は“エンダム勝利”。不可解な判定に、WBA会長が謝罪するなど大騒動に発展したが、
「実は、フジは小躍りしていました。村田は負けたものの、“悲劇のヒーロー”になって、“因縁の対決”というドラマも生まれた。おかげで、彼の人気、ありていに言えば商品価値が急上昇したのです」
その証拠に、TBS系「情熱大陸」やNHKドキュメンタリーなど、村田は局の枠を超えて露出するようになった。
「これに気をよくしたフジは、エンダムとの再試合を組み、生中継枠を前回の土曜から日曜のゴールデンにランクアップ。裏番組は日テレ系『世界の果てまでイッテQ!』が秋の特番を予定していましたが、“勝てる”“視聴率30%を狙える”とイケイケでした」
それが、総選挙と重なってしまったのである。
「番組は夜7時から始まり、前座戦の録画や“因縁”の説明で引っ張って、8時15分頃にゴングという段取り。8時ちょうどからの開票速報とモロ被りです」
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