斉藤由貴、不倫相手の共通点 一貫する「同志的恋愛体質」

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意外に斉藤由貴人気は不滅!?

 斉藤由貴は妻・母としての自分自身も否定しなかった。だが不倫によって、妻や母という役割の「桎梏(しっこく)」から解き放たれ、1人の女優として医師との不倫に溺れた。その解放感は絶大なものがあったと見る。

「斉藤由貴さんには信仰という要素もあります。戒律から自由になる快楽も、また強烈なものがあるでしょう。そうした反倫理的な行為が、女性に美を取り戻すという逆説も存在します。だからこそ、女優という仕事を続けるにあたっては、どうしても恋愛体質、不倫体質になりやすいことは否定できません」(同)

 メディアには「斉藤由貴の女優人生も、これで終わり」と指摘する社もある。だが片田氏は異議を唱える。今後もバッシングは続くだろうが、世論の一部、特に女性層が、斉藤由貴を「許す」シナリオもあり得るという。

「不倫を厳しく断罪する世論は絶対に存続します。それが多数派であり続ける可能性も低くありません。ただ、家庭は壊れるかもしれないけれど、女優としてカムバックし、仕事が一層充実するというストーリーに感動する女性は、一定の割合で存在すると思います。改めて気づきましたが、特に50代は斉藤さんのファンが多いです。そう簡単に過去の人にならないと思うのですが……」(同)

 イングリッド・バーグマンを筆頭に、不倫に対する世論の風当たりさえも糧にして、天下の大女優に上り詰めたケースは珍しくない。斉藤由貴は《今後お仕事で派生するペナルティーは、覚悟してお受けいたします》と、まずは殊勝な態度を示しているが、もう既に、その後の行動に注目が集まっている。

週刊新潮WEB取材班

2017年9月15日掲載

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