松居一代が明かす動画撮影の裏側 「スマホで撮影してもらいながら文春へ…」

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動画背景画の理由

「で、たっくんにスマートフォンで撮影してもらいながら、文藝春秋の中に入っていって、受付で担当の記者の名前を告げたら、なぜか法務部の人が出てきて、『外に出てくれ』『なんで撮るんだ』と言う。それで私、頭にきて、敷地の外に出て、『あなたがたね!!』って叫んで。もう我を忘れてましたからね。『騙してるんじゃないよ!!』とか怒鳴っている私を道行く人がギョッとした顔で見たり、携帯で撮影したりしていた。その様子もたっくんに撮影してもらっていました。私が『ちゃんと撮ってんの?』って聞くと、『と、と、と、撮ってます、撮ってます!』とか言って。

 1時間半くらいそんなことをやっていましたかね。そこで、私は『よーしこのまま帰ってYouTubeだ』と思ったんです。その時には、もう船越の浮気の証拠は全部揃っていたわけですから。よし、今だと腹をくくったのです。私もその日にタイミングが来るとは思っていなかったのですが、今から思えば、最高のタイミングが来たわけですね。それで、よーし、やってやれーと思って、あの夜、『週刊文春にだまされました』という動画をアップすることになったのです。で、第2弾か第3弾の動画を作成する頃にはたっくんのボスであるデッチも箱根から帰ってきてチームに加わり、今に至るわけです。

 YouTubeの動画を撮る時は、幅が40センチになるようにしています。そうすれば背景に映る部分が少なくなり、場所が特定しにくくなると思ったからです。撮影に使うのはアイフォーン。それを小さい三脚に載せて撮っており、台本なしの一発勝負です。間違ってはいけない日付や時間は、メモに書いておき、アイフォーンに張り付けますが、動画の命は目線ですから、絶対に目線は動かさない。黒い闇について訴えている人の目が泳いじゃいけないでしょ。元々、灰色の壁だった動画の背景が、ニューヨークの絵に変わったのは、私が近いうちにニューヨークを拠点にしてビジネスを展開したい、と考えているからです」

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(3)へつづく

週刊新潮 2017年7月27日号掲載

特集「告白6時間! 渦中の『松居一代』独占手記」より

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