外交上手がDV!? 妻に110番された「外務省トップ」

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「非常に反省」

 杉山氏といえば、6月23日付の朝日新聞で留任が報じられたばかり。国を背負って世界と交渉する人間が、警察のご厄介になるとは俄かに信じがたい。

 政治部デスクによれば、

「昨年6月、齋木昭隆前次官の後任となった杉山さんは、早大在学中に外交官試験に合格。初の私大出身次官となった異能の官僚です。官邸に日参して、外遊でも常に安倍総理の傍で気さくに雑談に応じるなど、政権幹部からの信頼が厚い。昨年の米大統領選ではトランプ当選を予測できず、日露交渉や拉致問題も不調続きで失点が多い外務省にあって、杉山さんが留任するのなら、その“社交性”が高く評価されているのでは」

 派手な指輪にキツイ臭いの香水を好み、宴会芸では火のついたローソクを尻に差すなど、“本業”以外の話題に事欠かない人物だ。

 で、件の現場を訪ねると、パーティー帰りかドレス姿の奥様と連れ立って歩く杉山次官はこう弁解する。

「夫婦間のイザコザがあったことは事実です。つまらない喧嘩で警察を巻き込んだことは、極めて不徳の致すところで非常に反省しております。翌朝、私と家内と2人で麹町署の生活安全課に行って陳謝しました。事件化されたとか、病院へ行った事実はありません。もう二度としてはいけないと思っております」

 永田町で上の覚え目出度き「外交上手」でも、家庭では奥様のご機嫌とりが芳しくなかったのもまた事実。総理、今一度ご再考くださいませ。

週刊新潮 2017年7月13日号掲載

ワイド特集「華麗なるちゃぶ台返し」より

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