三ヶ島かな、最終組72ホール目で初V逃す

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 国内女子ゴルフツアーの多くは3日間で開催されるが、最近は米ツアーばりに4日間大会も増えつつある。

 千葉県のカメリアヒルズCCで行われた「アース・モンダミンカップ」もその一つ。日程が長い分、優勝賞金は3240万円と大盤振る舞いだ。

 最終日は、メジャー2勝を含む通算4勝の鈴木愛(23)が首位発進し、それを三ヶ島(みかしま)かな(20)が1打差で追う展開に。

「三ヶ島はツアー2年目。昨春のメジャー初戦“ワールドレディス”で初日首位に立った際、可愛い容姿も相俟って話題になりました」

 とツアー記者が語る。

 もっとも、昨季はベスト10入りがわずか1試合で、年間獲得賞金は1685万円。賞金ランキング55位でシード権を逃した。予選会をトップ通過し、今季もほぼ全試合に出られるものの、初戦で5パットを叩いて予選落ちするなどまだまだ新人の延長だった。ところが、

「このモンダミンカップの前週に、プロ2度目となるベスト10入り。中学時代から愛用していたウェッジを替えたのが良かったらしいです」

 さて最終日17番パー4。2位三ヶ島に2打差で首位を守る鈴木は第2打をピン1メートルにつけた。が、パット巧者の鈴木がまさかの3パットを叩き、差は1打に。

 そして72ホール目となる最終18番。三ヶ島は11メートルのバーディパットをねじ込み、土壇場で首位に並ぶ。

「色白の博多美人は満面の笑み。鈴木は6メートルのバーディパットを残しており、流れからするとプレーオフかな、と思いましたが……」

 こんがりと日焼けした鈴木がこれを沈めてジ・エンド。その瞬間、三ヶ島の表情は一転、目に涙が溢れた。

「とはいえ、2位の賞金は、小さな大会の優勝賞金を上回る1584万円。来季のシード権獲得は確実です」

 べっぴんさん、涙は勝つまでとっときんしゃい。

週刊新潮 2017年7月6日号掲載