ラルク・tetsuya「ファンを悲しませることはない」 解散危機に4人のスタンスは

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 結成から四半世紀を迎えたLʼArc〜en〜Cielがいま、解散危機に揺れている。かねてよりギャラの低さにメンバーが不満を募らせていたのに加え、そのカネが事務所会長によって複数の不動産の売買資金に使われていたことが発覚。この事実を知ったことで、4人は会長に疑念を抱くようになったという。

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 ラルクの所属事務所を率いる大石征裕会長(57)は、90年代後半から現在に至るまで、千代田、渋谷、目黒の各区の土地を幾つかの名義で取得・売却するなかで利益を積み上げている(図参照)。そのやり方は、

「ラルク所属会社とは別の『土地取引会社』を設立し、それを使って税の扱いを法人税とし、税率を下げることができるようにしたのです。97年に下目黒6丁目(図で①)の土地を大石個人が9000万円で買って以降、物件の価値を合計すると22億円になります」

 と不動産コンサルタントを唸らせるほど。

「この土地は08年、大石個人からその土地取引会社に約1・7億円で売却されたと見られます。購入価格よりおよそ8000万円上がっていますから、それだけの利益が大石個人に入ったと考えてよいでしょう」(同)

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