高樹沙耶「大麻と私」全告白(上) 家宅捜索に「これで終わった、と思った」
■高樹沙耶「大麻と私」全告白(上)
大麻解禁運動に取り組んだのは、安倍昭恵総理夫人よりも一足先だった。だが、元女優の高樹沙耶(53)はそれでは満足できず、大麻を試さずにはいられなかったのである。4月27日、那覇地裁で懲役1年、執行猶予3年の判決が下されるのを前に高樹が綴っていた、「大麻と私」のすべてである。
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高樹沙耶
私はずっと医療大麻の合法化を目指し、世間の皆さまにもっとそのことを訴えられる手段はないかと、昨夏には参院選にまで出馬しました。女優だったこともあり、その活動の広告塔のような役割を担ってきた。
にもかかわらず、私自身が大麻を使用し、罪に問われることになった。そのせいで、真面目に活動に取り組む人たちも、“単に娯楽のために吸いたいだけじゃないのか!?”と、批判的な目で見られるようになってしまった。そのことは悔やんでも悔やみきれません。
また、世間を騒がせ、さらに欺いていたことについても、ただただ申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
ここで、すべてをありのままに明かすことが、せめてもの罪滅ぼしになるのではないかと考え、あえて筆を執らせていただくことにしました。
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